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郷愁を感じる瞬間

絵の締め切りが一週間延びたので今日は家の事を一日していました。

そして自分が人に表現したい感覚的なものやことについて考えていました。

今迄ずっと意識してはいましたが、
懐かしいような切ない気持ちが好きでそんな感情が相手にも伝わる絵を描きたいと思っていました。

レトロとか古いとかも大好きなのですが、もっと曖昧で不安定な感覚、
この気持ち小さい頃味わったことがある!
とか季節の変わり目の儚い気持ちみたいな感情を絵で伝えられないかというのが多分永遠のテーマなのかと思っています。

そんな懐かしい気持ちって人それぞれ違うので皆がそうだとか思っていませんし、自分しかこんな気持ちにならないんじゃないかと思いながら作ったりしています。

でもたまに共感してくださる人に出逢えると嬉しいし、私の絵を違う角度でみて気に入ってくださる人が現れるのも、それもまた嬉しいです。

なにやら文章が長いですが、最近発信する事の大切さみたいな事を日々感じるので思いの丈をBlogに書いてみようかと思って書いてみました。


そして最近私が上の様な気持ちになった時、写真を撮ってみたのでそれを載せてみようと思いました。





こちらの写真は家のベランダから撮影した物です。
家の隣は銭湯なんです。
それも随分旧い趣のある銭湯で夕方になるとその銭湯の煙突から薄い
煙が立ち昇るのです。

そんな時お風呂屋さんのにおい、石鹸のにおいにも似た香りですが、お湯のにおいなのかな‥あたたかい香りがするんです。

そして暫くすると隣町のお寺から低い鐘の音が響きます。

そんな時郷愁を感じてしまう瞬間の一つです。





この写真は一週間くらい前1人自転車で
横浜まで買い物に行ったんですが、その帰り道。

私の住んでる街から横浜までは自転車で片道40分弱くらいかかるので、行きは良いんですが帰りは何となく心細くなるんです。

それから行きと帰りの道を違う道から通ってきたので、この道で合ってるのかなっというちょっと不安な気持ちにもなっていました。

そんな時知っている駅の名前を発見して家の近くにつながる川を見つけたんです。

見つけた途端、はっとする様な美しい提灯の列が浮かび上がって幻想的でした。

提灯というかぼんぼりというのでしょうか。
川沿いに咲く桜の木を照らす様にずーっと続いてまして、空にははっきりとした三日月まで浮かんでいて。。

あまりにも美しくて非日常的な感じで、そして私以外誰も居なくて何とも物哀しく感じました。






この写真はなんて事のないというと失礼ですが、珍しくはないお家の写真を撮ったものです。

けど私にとってはお家の窓の灯りがとても印象的で思わず写真を撮ってしまいました。

窓の灯りの中の事を想像すると自分の知らない生活が沢山詰まっている様に感じます。

台所でご飯を作っている人がいたり、談笑しながらご飯を食べている人、勉強している人、自分の目では見れない異空間がそこにはあって灯りだけが見える。

その事が何故だか物哀しく美しくもあると思えるのです。


それから写真にはまだおさめてませんが、外から見る電車の灯りが好きです。

電車に乗るのは好きではないし電車自体に興味はないのですが、駅ではない離れた場所から見る電車の灯りが異世界を垣間見たかのような、私の知らない電車を見たかのような気持ちになり不思議な気持ちになります。

まだまだ日常の中の郷愁を感じる瞬間はあるのですが、作品の事も含め少しずつブログに書いていこうかと思っています。
| 好きなもの | 19:15 | comments(5) | |
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